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暮らしを軽く、心も軽く、暮らしを考える、
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チェックが大切!?  9月13日
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    今日の大阪は10月上旬の気温だそうです。地震から1週間たちました。

    昨夜、スーパーに行くと、牛乳の棚が空になっていました。

    やはり、北海道の地震の影響がじわじわ来てます。

     

    9月10日に、これからの災害のために備えが必要だからと、うちの防災用の時計を紹介しました。

    時計にラジオ、ライトに非常ブザーで手回しの発電ができるというもの。

    この時、携帯電話のジャックがあるけれど、古いので使えないと書きました。

    これが誤りでした。(メーカーさん申し訳ありません)

    手回しで発電できるといっても、電池があるのが一番だから、補充をするために電池の種類を確認しようと思って、裏のふたを開けてみたら、コードが入っていました。

     

    電池の入れ替えはたまにしかないし、このコードが何のためのものか、気にしたことがありませんでした。

    ゆえにコードがあることなどすっかり頭から抜けていました。(そろそろぼけ始めたか?)

     

    au、ソフトバンク、ドコモと3種類の器具があります。

    スマホに対応できるかはわかりませんが、私のガラケーにはつながりました。

     

    そこでラジオを携帯につないでハンドルを手回しして充電してみましたが、よくわからない。

    普通充電しているときは、携帯に赤いランプがつくのですがつかない。

    電池が少なくなった時に再度実験してみようと思います。

     

    ラジオの裏をあける前に、地震が起こっていたら、携帯の充電はできないと思っていたでしょう。

    このことで教訓ー避難訓練のように、地震や災害が起こったらという想定で、機器その他をチェックしておいた方が良いということでした。

     

    当たり前のことなのですが、現実はこのありさまです。

    ということで、自省を込めて、防災用品を事前にチェックをしておこう!という話でした。

     

    防災用品を紹介したりしているのは、老前整理はこれからの充実した暮らしと共に、備える意味もあるからです。

    年を重ねることに備える、災害に備える、ことも含まれます。

    整理や片づけも大切ですが、その前にまず「安全」で、命が一番大切です。

     

    だから私はいつも講演や著書で「一番大切なものは何ですか」と問いかけているのです。

    日々、あれこれ、考えています。

     

    | くらしかるが考えてきたこと | 10:49 | comments(0) | - | 昨年の記事
    災害時の「逃げる」判断について 9月12日
    0

      現在の室温26度(エアコンなし)急に気温が下がり,小雨が降っています。

      和歌山などではまだ停電が続いています。

      道路が寸断されて、復旧工事に入れないそうです。

       

      昨日は災害時に早めに「逃げる」ことについて書きました。

      今日はそれ以前の「逃げる判断」ができない人もいるというです。

      (認知症などではなく)

       

       私が驚いたのは、ラジオ講座『老前整理の極意』執筆のために、大阪市の調査結果を見た時です。

      以下、NHK第2ラジオ講座こころをよむ テキスト『老前整理の極意』第11回 「ひとり暮らしに備える」より

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      日常生活の不安

      2017年3月30日に、大阪市は高齢の「ひとり暮らし」についての調査を発表しました.平成二八年度高齢者実態調査です。

      http://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000302647.html

       

      この調査は高齢者世帯とひとり暮らし世帯を比較していますので、問題点もわかりやすく整理されています、この調査の質問の中から7問を選びましたので、ひとり暮らしかどうかに関わらず、みなさんにも各質問に考えていただきながら調査結果についてみていきたいと思います。

       

      中略

       

      ■ 質問4、あなたは災害時・緊急時にひとりで避難が可能ですか。

       

      答え ひとり
      暮らし
      高齢者
      世帯
      避難できる 65.5% 71.1%
      ひとりで判断出来るが、避難はできない 13.4% 11.2%
      ひとりで判断はできないし、避難もできない 5.6% 5.6%
      わからない 8.7% 6.6%

                               

       

       災害時・緊急時に「ひとりで避難できる」と答えた人は、ひとり暮らし世帯で65.5%、高齢者世帯で71.1%ですから、およそ6割から7割の人はひとりで避難できると考えています。

       

      次に「ひとりで判断できるが避難はできない」がひとり暮らし世帯では13.4%で高齢者世帯では11.2%です。およそ1割ですね。「ひとりでは判断できないし、避難もできない」が、ともに5.6%です。

       

       ここで「判断」できることと「避難」できることは別だとわかりました。

       わたしたちはどちらかというと、避難できない」=からだが動かないと思いがちですが、そればかりではなく、からだは動くけれど避難すればよいのかどうかがわからない人もいるのです。お隣のおばあちゃんは元気そうだから大丈夫だと思っていても、実は避難するかどうか判断に迷っているかもしれません。

       

       そこで「ひとりで判断できるが、避難はできない」「ひとりでは判断できないし、避難もできない人」を合わせた「避難できない」と答えた人に、手助けを頼める人の有無を質問しました。「いない」という回答がひとり暮らし世帯で46%、高齢者世帯で23.1%と、ひとり暮らし世帯が高齢者世帯のおよそ2倍でした。

       

      災害時の心配事では「避難情報がわからない」がひとり暮らし世帯29.5%、高齢者世帯28.5%と、割合はそれほど変わりません。

       

      この避難情報について、わたしも確かにわからないだろうと思った経験があります。

       

       2017年10月22日、衆議院議員の総選挙の投票日は、台風21号が北上していました。

       私が住む大阪市では10月22日19時48分に携帯に災害避難情報メールが届きました。このメールでは「避難準備、高齢者等避難開始 こちらは大阪市役所です。次の地域で避難準備、高齢者等避難開始を発令しました。大和川の水位が上昇。避難に時間がかかる方は、丈夫な建物の三階以上や避難所へ避難してください。地域○○○」

       

       このメールを読んでいるうちに、19時49分にまた避難準備・高齢者等避難開始、で避難地域が追加されたメールが届きました。そして21時59分、今度は大和川が危険な水位に到達したという避難勧告です。

       22時00分に先ほどより広い地域の避難準備勧告、22時01分に避難勧告、22時03分に避難準備勧告。2時間余りの間に6本の災害避難情報メールが届きました。

       

       この間、わたしはNHKのラジオ第一放送を聞いていました。台風の範囲は大きく、和歌山や滋賀、京都など他府県の情報は次々と流れましたが、大阪市の情報は流れませんでした。

       

       わたしの携帯には避難勧告のメールが届いたけれど、携帯を持たない高齢者にはどのような形で情報が届けられたのだろうかと思いました。一番早く避難を促されている人に、情報が届かないのでは不安になるのも当然だと思われます。この時、ご近所の人に避難警報が出ているから、逃げる準備をした方がよいと声をかけてくれる、避難の手助けしてくれる人がいるかどうかは重大な問題です。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       

       これは、昨年のわたしの経験を2018年6月のラジオ講座でお話しました。

      その後も、台風、豪雨、地震と災害が次々と起こっています。

       また全国の被災地では、たぶん今も、ひとり暮らしや高齢者世帯で途方に暮れておられる方があるでしょう。

      もちろん大変なのはひとり暮らしや高齢者世帯だけではないこともわかります。

      ご自身が被災されて大変でしょうが、ご近所の方にも少し目を向けていただければ、それで助かる命があるかもしれません。

       

      また今後、避難警報が出た時に、避難の判断ができない人がいるかもしれないということを心に留め、失礼にならない感じで、ご近所のひとり暮らしの方に声をかけていただければと思います。(書きながら…正直なところ、言うは易く、行うは難し、と思いつつ)

       

      | くらしかるが考えてきたこと | 11:47 | comments(0) | - | 昨年の記事
      「転ばぬ先の老前整理」  9月11日
      0

        大阪は涼しくなり過ごしやすくなりました。

        しかし、北海道では初の氷点下というニュース。

        停電や断水、物流や避難所の問題、牛は搾乳ができずに倒れたり…。

        せめてもう少し、寒くならずにと天に祈りたくなります。

         

        「転ばぬ先の杖」ということばはご存じだと思います。

        災害には他人事でなく備えるということが大切だと感じた方が多いと思います。

         

        私は備えるという意味では老前整理も同じだと考えてきました。

         

        拙著『転ばぬ先の老前整理』のはじめに、そのことを書きました。長くなりますが、ご参考までに紹介します。

         

        はじめに

         

        「転ばぬ先」といえば「杖」が思い浮かびますね。

         そこで現実の杖の話です。わたしが働いていた在宅介護のあるお宅で50代の女性から相談を受けました。

         

        「78歳の父に、外出するとき危ないから杖をもっていけばと言っても年寄扱いするなと怒って言うことをきいてくれません」

         

         家族はこの男性が歩くときにふらついてバランスが悪いことをわかっています。倒れて骨折でもすれば目も当てられない。

        だから杖を勧めますが、本人は大丈夫だと拒否する。もしくはプライドがあって受け入れられないのでしょう。

         

         「転ばぬ先の杖」は「前もって用心していれば、失敗することがないというたとえ」ですが、昔からこのようなことがあったから生まれたたとえでしょうか。

         

         わたしは元々介護職ではなく、長年インテリアコーディネーターとして住まいや暮らしに係ってきました。そこで超高齢社会に向けバリアフリーの必要性を感じ現場を知るためにケアマネージャーの資格を取り、在宅介護事業所で働きました。

         そこで驚いたのは、ものの多さでした。この「もの」の問題を解決したいと考えたのが「老前整理®」です。

         

         老前整理とは、ものの整理だけでなく、これからの生き方を考え、より良く暮らすための整理で.自治体を中心に各地で講演をさせていただき、のべ1万人以上の方が参加してくださいました。

         

         このように整理や片づけは女性にとって興味のあるテーマで、ものの多さが気になり「片付けなければ」が大きなプレッシャーになっているのです。しかし「いつか」や「そのうち」でなかなか進まない。

         

         なぜできないのか。もちろん時間がないとか性格的な面もあるでしょうが、そのような個人の問題でなく、もっと大きな共通点=問題があるのではないかと思っていました。

         他人のものなら気軽に「捨てろ」と言える。足元がふらついている親のこともわかる。ではなぜ自分のものとなると手放せないのでしょう。

        一番に「もったいない」や「まだ使える」があります。そして思い出もあり楽しくないので「やりたくない」のも事実で先延ばしになっているのでしょう。

         

         こうしてわたしがたどりついたのは「正常性バイアス」(正常化の偏見)ということばでした。

         

         これは社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語です。

         

         人間は多少の異常事態が起こっても異常事態と認めようとしない傾向がある。ある範囲の異常は、正常の範囲として処理しようとする。

         

         たとえば大雨が降り、地域で災害警報が出て危険が迫っているにも関わらず、「まだ大丈夫」と避難行動をとらないことをいいます。

        これって「まだ大丈夫」と杖を持たない78歳の男性と同じだと思いませんか。

         

         もともと人間には身のまわりの変化や外部からの刺激に反応するようにできています。しかし小さなことにいちいち反応していると神経が疲弊してしまうので、無意識に防御態勢を取ることで外界に対し、心の平静を保つためにあえて鈍感になろうとしているそうです。

         

         このことが危険や異常を感じた時にも「まだ大丈夫」と思ってしまうことにつながります。

        「バイアス」は偏見、先入観といった意味で、人間は緩やかに悪化する危険には極めて鈍感なのだそうです。

        (参考―広瀬弘忠『きちんと逃げる』アスペクト)

         

         わたしは「正常性バイアス」は災害時だけの話ではないと思います。危険家の中のものに置き換えるとどうでしょう。

         異常事態に慣れると「平気」になるのです。あなたにバイアスはかかっていませんか。

         

         家族や友人からの「片付けたら?」という注意報や警報は出ていませんか。「まだ大丈夫!」が本当に大丈夫と断言できるでしょうか。

         

         だからこそ、元気なうちに、体力のあるうちに、もう一度暮らしを見つめ直し、どういう生活をしたいかを考えた上で、ものの要・不要を判断し、身軽になることが安全で精神的に豊かな老後を迎える準備になるのではないでしょうか。そこでお勧めしたいのが「転ばぬ先の老前整理」です。

         

         さて、杖を拒否する男性の話に戻ります。この男性には、杖を持つ事は恥ずかしいことではありません。英国紳士のように素敵なステッキを(洒落でなく)持たれてはいかがですかと勧め、無事解決しました。このような場合、家族よりも他人からの言葉の方が効果があるようで、ケアマネージャーからのアドバイスとして受け止めて下さったのだと思います。

         

         そして本書では、できるだけわかりやすく具体例を挙げました。杖の話もそうですが、具体例で他人のやり方を見れば、自分はどうかと考えるきっかけになると思います。

         最後に大事なことを付け加えておきます。頑張りすぎないこと、無理をしないことです。時間がかかってもじっくり考え、少しずつ進めてください。それが「老前整理」です。

         

          2016年12月吉日   

         

         災害時に避難警報などが出た時、「まだ大丈夫」でなく、早めに避難していただきたいと思っています。

        しかし、いつ逃げればよいのか、津波でなくても避難の判断ができない人もおられます。明日はそのことについて書きます。

         

         

                 

        | くらしかるが考えてきたこと | 11:32 | comments(0) | - | 昨年の記事
        捨てられない心理 行動経済学と老前整理  9月10日
        0

          今日は行動経済学と老前整理の第15回です。

           

          老前整理で、「捨てられない心理」を行動経済学で説明すれば次の3つの理由が考えられます。

           

          1つ目は、「損失回避」です。これは得(プラス)と損(マイナス)を比べると、得をするより損をする方がショックが大きいのです。これは洋服を失う時のみじめさは、洋服が手に入った時の幸福感の2倍にあたるともいえます。

           つまりまだ着られる(と思っている)洋服を捨てることは損に結びつくので手放せないのです。そして損をするくらいなら、何も変えないほうがましだというわけです。

           

          2つ目は「保有効果」です。第一の損失回避の感情は保有効果につながります。保有効果は、一度ものを所有したら、それに高い価値を感じどうしても必要なものではなくても手放そうとしなくなるのです。

           

          3つ目は「現状維持バイアス」です。前回も偏りや傾向として「バイアス」ということばが出てきましたが、これは人間がおかすエラーの中でも特定の状況で繰り返し起きやすいなエラーのことで、予測が可能だということです。

           

          捨てられないのは、決断力がないからとか、ケチだからとか、ご自分を責めていませんか。

          こうして行動経済学で「捨てられない心理」を知ると、ものの見方が変わりませんか。

           

          「私はこうして損失回避をしようとしている」とか、「手放したくないのは保有効果ね」とか、「現状を変えたくない『現状維持バイアス』がかかっているけれど、本当に現状でよいのかしらとか…」

           

          大切なのはここから自分で考えていくことです。

           

          次回は「片付かない理由」について行動経済学から考えてみます。

          お楽しみに!

           

          (「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左のCATEGORIES で「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧になれます) 

          | 行動経済学と老前整理 | 16:25 | comments(0) | - | 昨年の記事
          うちの時計  9月10日
          0

            大阪は昨夜からずっと雨で、蒸し暑いです。

            そして出勤する人の服装も少しずつ長袖が増えているようです。

             

            気象の変化でいろいろ考えさせられることが増えました。

            北海道はもちろん、近畿でもまだ台風で停電しているところがあります。

            こういう時に電気のありがたさを痛感します。

             

            私は5〜6年前にこのような時計を購入しました。

            時計で、ラジオが聞けます。

            停電や災害時の情報収集はラジオに限ります。

            (携帯やスマホは電池を消費する)

             

            電池も使えますが、手動発電ができたり、赤いボタンが非常用ブザー。

            他にも機能があります。

            丸いところが白色LEDライトで、下の方に携帯が充電できるジャックがあるのですが、

            古いタイプなので、今は役に立ちません。

             

            今では新しいタイプが出ていると思います。

             

            このようなものが1台あれば、停電の時にも少しは役に立つと思います。

            普段は目覚まし時計として使っています。

            今回は付属機能を使う必要はありませんでしたが、あれば、急に停電したときに、懐中電灯以外にこのようなものを用意しておくと、役に立つと思います。

             

            私も携帯の充電方法が課題です。調べておかなくては…。

             

             

            | 福祉 | 10:17 | comments(0) | - | 昨年の記事
            豆のひとりごと  9月9日
            0

              今日は2回目の投稿です。

              熊本の友人、Kさんから豆菓子が届きました。

              長崎や熊本の人にとってはソウルフードらしいです。

               

              一番のお勧めはこれだそうです。

               

              袋の裏の文章「豆をつくりつづけて百有余年の店」 かっこいい、これにまずしびれます。

              また豆がひとりごとで「ラッキーチェリー豆」という命名についてつぶやいています。

              読むとほっこり。

              食べ始めると止まらないので、もうありません。

              今日は、「ラッキーチェリー豆」の兄弟分の「うに豆」です。

              (製造元は藤田チェリー豆総本店)

              “マメに暮らそう!?”

               

              | 食べ物関係 | 13:08 | comments(0) | - | 昨年の記事
              老前整理の鉄則 行動経済学と老前整理  9月9日
              0

                今日は9が2つの重陽の節句。久しぶりに最高気温が30度を超えない大阪です。

                急に涼しくなると、夏の疲れが出ますので、ご用心を。

                 

                今回は行動経済学からみた老前整理の五つの鉄則です。(『老前整理の極意』より抜粋)

                 

                1、一度に片付けようとしない

                2、最初から完璧を目指さない

                3、家族のものには手を出さない

                4、片付け前に収納用具を購入しない

                5、使えると使うは違う

                 

                1、一度に片付けようとしない

                 これは体力的な問題もあるので、無理をしない方がよいこと。また頭の整理、心の整理をする時間も必要なので、急がずマイペースの勧めです。

                 

                よくある失敗は、押し入れの中のものや洋服ダンスの中のものをすべて出してはみたものの、どうすればよいかわからなくなり途方に暮れることです。目の前に服の山があり茫然としている。これは「選択麻痺」に陥っているともいえます。

                選択肢が多すぎてどれを選べばよいのか判断がつかなくなり、決定を先送りします。

                 

                2、最初から完璧を目指さない

                 これは行動経済学でいう「確実性効果」で説明しましょう。確実性効果とは客観的確率が100%の近くで、主観的確率が客観的確率を大きく下回るので、100%にするために大きな努力がはらわれることをいいます。

                 大坂なおみ選手が今日(日本時間)、全米オープンで優勝したという嬉しいニュースが入りました。そこでテニスの話です。

                 

                 たとえばあなたがテニスの選手でサーブが入る確率が65%と66%ではそれほど違うとは思わないでしょう。しかし確率99%を100%にするにはどれほど練習が必要でしょう。同じ1%の差ですが、感じ方が全く違います。つまり完璧を目指すということは99%では満足せず、100%を目指すということなのです。そして厳しい道だから挫折しやすいのです。老前整理では100%を目指さず、65%でも続けることが大切なのです。

                 

                3、家族のものには手を出さない

                これは「フォールス・コンセンサス効果」(総意誤認効果)で説明できます。効果は自分と他者の間に共有されているコンセンサス(合意性)を過度に見積もる認知的バイアスのことです。

                 

                4、片付け前に収納用具を購入しない

                これは行動経済学で「現在志向バイアス」と呼ばれるものに当てはまるでしょう。つまり将来的な事を考えずに、目先のことを簡単に解決しようとしているのです。

                 

                5、使えると使うは違う

                 これはまだ使えるとものを保管しておくのでなく、使うかどうかで判断することです。この使えると使うをやはり行動経済学の「サンクコスト」に当てはめてみましょう。サンクコストは埋没費用と訳され、すでに支払ってしまった費用や時間のことです。これはすでに支払ってしまったお金のことが頭にあるために、冷静に考えれば選ばないような選択をすることです。

                 

                このように5つの鉄則も行動経済学で説明が付きます。なぜ不合理な行動をするのか、理由があるのです。

                 

                 

                (「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左のCATEGORIES で「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧になれます) 

                | 行動経済学と老前整理 | 12:04 | comments(0) | - | 昨年の記事
                ものが増える原因 行動経済学と老前整理  9月8日
                0

                  今日も大阪は降ったりやんだり。

                  少し気温が下がって、エアコンをつけずに過ごしています。

                   

                  今日は行動経済学と老前整理の第13回です。

                   

                  行動経済学のキーパーソンの一人、リチャード・セイラ―は行動経済学の原則を3つ紹介しています。

                  1、観察すること

                  2、データを集める

                  3、主張する

                  はじめの観察は、日々しているつもりですが、何を見るか、どこを見るか、どのようにみるか、でしょうか。

                  ピントが合ってないと、観察にはなりませんし、あさっての方向を見ていてもお話にならない。

                   

                  次のデータを集めるは、今まで集めてきたデータを生かすこと。そしてこれから新たなデータを集めることでしょうか。

                   

                  主張するは、データを集めた結果ですね。それはこれからですが日々、進みつつあります。

                   

                  老前整理の通信講座を初めてとして、以前からかなりのデータを集めています。

                   

                  ものが増える原因について、いつも講演会で質問して、手を挙げていただきますが、昨年はアンケートの形で記入をお願いしました。

                  (この質問は『老前整理実践ノート』(徳間書店)など拙著にも掲載しています)

                   

                  ■当てはまると思う項目にすべてチェックを入れてください。(『老前整理の極意』より抜粋)

                  □おまけに弱い

                  □安いとつい買ってしまう

                  □なんでも多めに買っておく

                  □紙袋はすべて取っておく

                  □必要かどうかより、欲しいから買う

                  □もらえるものは何でももらう

                   

                  「はい」はいくつありましたか。

                  昨年の会場の結果です。

                  「おまけに弱い」と「紙袋はすべて取っておく」、「必要かどうかより欲しいので買う」が約50%。

                  一番多いのは「安いとつい買ってしまう」が一番多く77%、「何でも多めに買っておく」が約40%、「もらえるものは何でももらう」が35%でした。

                   

                  □おまけに弱いは、「無料の勝利」第9回 8月26日と同様、無料に弱いことはお分かりでしょう。

                   

                  □安いとつい買ってしまう

                   さてこの「安い」ですが、行動経済学では専門用語で「アンカリング効果」と呼ばれているものです。

                  船が錨(いかり=アンカー)をおろすと錨と船を結ぶとも綱の範囲でしか動けなくなること、つまり、意思決定を行う際の基準を指します。

                   つまり最初に印象に残った数字やことばが、後の判断に大きな影響を及ぼす傾向にあることがわかっています。

                  例を挙げれば、店頭でコートを見て、5万円の正札に3万円の赤字のシールが貼ってあれば、これは「安い」から「お買い得」だと衝動的に思ってしまったことはありませんか。

                   

                   また「先着5名」や「本日限り」とか「残りあと3つ」など、アンカーが使われているのです。本当にそれが必要だからではなく、「残り3つ」だから、バーゲンセールが終わるころにはすべて売れてしまい、二度とその値段で買えなくなるという気にさせられ、買ってしまうのです。

                   

                  □なんでも多めに買っておくは「メンタルアカウンティング」

                   

                  □紙袋はすべて取っておくは「損失回避性」

                   

                  必要かどうかより欲しいから買うは「注意の焦点化効果」

                   

                  もらえるものは何でももらうは.「無料に弱い」「損失回避性」が当てはまります。

                   

                  以上のように、2011年から実施してきたアンケートの「ものが増える原因」はすべて行動経済学で説明できることがわかりました。

                   このことに気が付いたとき、びっくりしました。そして老前整理の鉄則も説明できるので次回に紹介します。

                   

                  (「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左のCATEGORIES で「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧になれます) 

                  | 行動経済学と老前整理 | 14:50 | comments(0) | - | 昨年の記事
                  「老いた親とは離れなさい」  9月7日
                  0

                    地震お見舞い申し上げます。

                    安否不明の方が一刻も早く見つかりますように。

                    北海道の3分の1の停電が復旧したことはよかったと思うと同時に、まだ3分の2は電気なしで過ごしておられることを思うと何とかならんのかと思う次第。しかし電気関係の方は何とか早く復旧しようと、不眠不休で働いておられるのかもしれない、とも思うのです。

                    唯一、冬でなかったことだけは幸いかと思います。

                    そして、南海トラフもいつ起こるかわからない。備えと覚悟が必要ですね。

                    今日の大阪の天気は蒸し暑く、雨が降ったりやんだりです。

                     

                    今日は一昨日の続きのようなもので、なぜ『老いた親とは離れなさい』(朝日新聞出版)という本を書いたのかです。

                    理由はこの本の「はじめに」にあります。

                    親の介護だけでなく、夫や妻、兄弟や姉妹、子どもなど介護を抱え込んでいる人に「共倒れになるから抱え込まないで」ということを訴えたいと思いました。「水難救助」がご参考になればと思います。

                     

                    はじめに

                    「老いた親から離れなさい」とは、親を見捨てろということかと思われたかもしれません。

                    なぜ親から離れた方がよいかというと、親子が共倒れになるからです。これを親の介護を一人で抱え込んでいる人に伝えたいと思いました。

                     わたしの周囲にもいますが、そのような人に限って、人の話に耳を貸さないのです。ヘルパーを頼んだらどうか、デイサービスやショートステイを利用すればどうかと提案しても頑なに今のままでいいからという答えが返ってくるのです。自分の親ではないから、平気でそんなことがいえるのだという思いがあるのかもしれません。

                     このような状態を私は「水難救助」のようだと思っています。

                     川で子どもが溺れたら、親は躊躇せずに飛び込むでしょう。

                     そして、ニュースで親子が溺れたとか、子どもは別の人が救助して助かったけれど、助けにいった親が亡くなったという悲しい話もあります。

                     目の前で子どもが溺れたら飛び込まずにはいられないのが親の情だと思います。

                     同じように親が、介護を必要としたらひとりで何もかもしようとしていませんか。

                     

                     では水難救助のプロはどうしているのかと調べてみました。

                    (2訂版『消防救助技術必携〈水難救助編〉』名古屋市消防局 監修 より)

                     

                    〈水難救助の優先順位〉

                    …垢い發里鮑垢型べる

                    ▲蹇璽廚簓睥和里鯏蠅欧

                    ボートを利用する

                    け砲い農椰┐垢

                    ケ砲い波汰する

                    Ε悒螢灰廛拭爾鮖藩僂垢

                     

                     一番危険度の低いのは,猫↓と進むほど危険度は増し、Δ一番危険です。

                     このようにプロに優先順位があるにもかかわらず、素人は危険度が高いい里茲Δ鳳砲い農椰┐靴茲Δ箸垢襪里任后

                     救助方法の選択として水面に救助者を発見した時に、まず2つの方法があります。泳がないで救助する方法と、泳いで救助する方法です。

                     泳がない場合は、陸上からと船艇を使っての2つの選択肢があります。

                     泳いでの救助では、資器材を使ってと、素手での2つです。

                     つまりプロはその時にどの方法を取るのがよいかを判断することが必要とされています。それが救助を成功させる確率が高く、救助者の安全でもあるからでしょう。

                     このようにプロは客観的に状況を把握し、救助法を選択するのです。では救助の素人の親はどうでしょう。子どものためにとにかく助けなければと、たとえ泳げなくてもドボンと飛び込むのです。この親をだれも責められません。

                     

                     そしてひとりで親の介護を抱え込んでいる人は、子が親のためにドボンと川に飛び込んだようなものです。目の前の事しか見えずにアップアップしているのではないでしょうか。それでもまだ大丈夫と助けを求めない人が多いのです。

                     ここで親の介護という救助をするのにどうするか。冷静になって考えてみることです。目の前の子どもを助けるために川に飛び込んだ親を第三者の目で見るとどれほど危険で無謀なことでしょう。

                     岸辺から第三者の目で見直してみると、違う選択肢が見えてくるかもしれません。このまま親を抱え込んで川に流されていくと2人とも溺れます。

                     だからこそ一度親から離れて、岸辺から今の状況を眺めてみてください。それが親にとってもプラスになると思います。

                     また水難救助では長いものやロープ、ボートなどを使うように、介護で使える制度やサービス、ものについて紹介しました。

                     どうすれば親子が気持ちよく暮らしていけるか、考えていただくきっかけになればと思います。

                     

                    二〇一四年九月吉日                     

                     

                     

                    これは親子の関係だけでなく、被災地に対しても、大変だ、気の毒だと自分の感情だけで突っ走るより、必要とされることで自分にできることはないかと考え、実行することに通じると思っていますし、これが一番難しいような気がします。

                     

                    (いつまでも金魚のデザインではないだろうと、ブログデザインを変更しました)

                    | くらしかるが考えてきたこと | 09:52 | comments(0) | - | 昨年の記事
                    北海道の地震  通信について  9月6日
                    0

                      朝、ラジオをつけて北海道の地震に驚きました。

                       

                      関西ではまだ停電、断水が復旧していないところがあるというのに、次は大きな地震。

                       

                      親族が北海道におられると安否が心配でしょう。全道で停電でテレビも見られない。

                      携帯などの通信が難しいようですが、NTT東日本が北海道全域で公衆電話を無料にしています。

                      近くに公衆電話があればよいのですが、北海道は広い。

                      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180906-00000026-impress-sci

                       

                      こんな時に、公衆電話が減っていることが、こたえますね。

                       

                      災害用伝言板

                      災害用伝言ダイヤル・災害用音声お届けサービス

                       

                       災害用伝言ダイヤルでは、固定電話(「050」から始まるIP電話は非対応)や携帯電話・PHSから「171」に発信することで、伝言メモを残したり確認したりできる。NTT東日本・NTT西日本が提供する「Web171」とも連携しており、当該電話番号の伝言メモがある場合はその旨を表示できるようになっている。

                       

                      ↓通信各社の災害伝言板

                      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180906-00000024-zdn_m-sci

                       

                       

                      NHKのニュース防災アプリ↓なら現在NHK放送も見られるそうです。

                      https://www3.nhk.or.jp/news/news_bousai_app/index.html

                       

                      NHKラジオ第一は、らじる↓で聞けます。

                      http://www.nhk.or.jp/radio/

                       

                      NHKラジオ第2では外国語で地震関連のニュースが聞けます。
                      (時間により外国語が違う)

                       

                      少しでも役に立てばと、思いつくことを調べてみました。(6日11:10)

                       

                       

                      追記(14:18)

                       

                      スマホのバッテリーを長持ちさせる方法 

                      ↓ ドコモ

                      https://www.nttdocomo.co.jp/support/trouble/battery/long/

                       

                      ↓ iphone

                      https://iphone-mania.jp/news-111658/

                       

                      ↓ アンドロイド

                      http://denshikousaku.net/save-battery-for-android-smartphone

                       

                      停電でスマホが充電できないと、発信も情報確認もできないので、電池の節約が重要だと思います。

                       

                       

                      | - | 10:56 | comments(0) | - | 昨年の記事